スイーツコラムー(バターサンド)

何故バターサンドなのか?

 

ケーキ屋さん時代に、美味しいバターサンドが作りたくて
色々試行錯誤を続けていました。

 

当時はレーズンバターサンドを作っていたのですが
ラムは何が美味しいのか?レーズンは何を使おうか・・・?

 

たどり着いたのが、お酒がとにかく大好きでバーをやっていた酒マニアの友人から勧められた
「キャプテンモルガンスパイスラム」

 

バニラとアプリコットで香り付けされたそれは
レーズンサンドを作るのにぴったりの選定

香りはとてもフルーティーで、当時はオーガニックレーズンを
そのままラム酒に漬けたレーズンをバターと一緒にサブレで挟み

「レーズンバターサンドサブレ」として販売していました。しかし現在は
レーズン抜きの商品を開発中です。

 

当時は四葉発酵バターをホイップして空気を含ませて軽くし
ザクザクのサブレと一緒に食べるサンド。

バターは敢えて有塩バターを使い、甘さを引き立てました。

今回は大好きなカルピスバターを使おうか・・・
こだわりすぎると原価がとてつもなく上がってしまいます。

フランス産バターの特徴やその他の発酵バターはどうなのか?
たかがバターサンド、されどバターサンド。

 

一時はバターはカロリーが高いので控えていましたが
現在の医学的エビデンスと考え方ですと、糖質によって太るので

バターを食べることに関しては問題なし!
勿論食べ過ぎは注意ですが。

油は良質なものを適度に摂ることがとても大切だということ。
なので、それなら身体によい影響の食べるバターサンドが出来たら良いのではないか?

そしてとても感銘を受けた三島塾の三島先生の書籍と出会い
糖質制限への興味と研究が始まった事・・・

 

三島塾では受験生の口に冷凍バターを放り込む・・・
するとダイレクトに脳に栄養が行き、頭が冴えて勉強に取り組めるという。

冷凍バターって、どんな感じなんだろう・・・
早速やってみました。

チョコレートみたいで悪くないような記述がありましたが
甘くもなく、ただのバター・・・

私には舌にしつこくまとわりつき、決しておいしいとは言えない感想。
以前作っていたレーズンサンドに挟んでいた

軽くホイップされたバターはスーっと舌に溶けて
纏わりつくことなくいただけます。

 

冷凍バターだと、瞬間バターの冷たさで舌の上も冷たくなり
油分が一旦下に留まる。その時間がしつこくまとわりつく感じがする原因。

それならその冷凍バターに匹敵するお菓子はできないだろうか?
自分の子供や食後血糖値スパイクで眠くなる症状を無くしたいのなら

こんなに適した、しかも色んな意味で美味しいお菓子は他にない。
そして出来たら是非先生にプレゼントして差し上げたい!
↑勝手にそう思ってしまった・・・

 

そんな思いがこのバターサンド開発を思い立ったきっかけでもあります
そして自身の兄が糖尿で他界しているので、もっと正しい情報を求めているのも
あるのかもしれません。

 

そして現在は私の母も糖尿病で毎日薬を飲んでいます。
出来れば薬を飲まずに、食事だけで糖質をコントロールできないものか・・・

 

家族間ではなかなか言っても伝わらない「壁」が存在したりします。

 

終わらない探求心。

医学の歴史って思うほど長くない。

それよりも東洋学的医学の方が全く長い歴史。

私はそちらの方が色々と腑に落ちる。

 

遺伝子組み換えが体に及ぼす影響は?

マウスの実験て、いったいどこまでが正しいのか?

医学の論文て、たくさんあるのに使いたい人の為に各論文もある。
その論文は「」と言われるそうだけど、本当のところはどうなんだろう・・・?

 

マウスの実験では3カ月から6カ月投与した後の変化を主に

公に発表していることが多く見られますが

 

ではこのマウスの寿命は?

ハツカネズミだからと言って20日間の寿命なわけではありません^^;

 

飼育下などでは2年以上生きるそうですが

野生で生きる個体は平均4ヶ月程度だと言われています。

野生だとハツカネズミを捕食する外敵が多いから当然のデータですが。

 

私はこの遺伝子組み換え、というのがどうも好きになれません。

種なしぶどう、とか柿とかも。

 

人工でして良い物はあるない言うつもりはないですが

好き嫌い、で判断させていただくと、後者の嫌いが主観です。

 

薬に頼らず、病気にならないように自分で未病に取り組むことが

医療費大国日本にとっての社会問題への貢献にもなるし

 

食べることで体が作られるなら

「食」を学ぶことにより自分に合った正しい食事との向き合い方

 

そんなシンプルで忘れがちなことを伝えていきたい。

そんな風に思って日々「食」と向き合っています。