LINE予約で廃棄を減らす|小さなお店の予約販売

MARKETING | 集客とLINE

「今日は何人来てくれるんだろう」「仕込みすぎて、また捨てることになったらどうしよう」――小さなお店にとって、材料の廃棄はお金にも気持ちにも重たいものです。そこで役に立つのが、LINE公式アカウントを使った予約販売。この記事では、予約で廃棄を減らすしくみと、はじめての人でもできる始め方をまとめました。

▶ この記事を読むとわかること

  • 予約販売で、廃棄と不安が減る理由
  • LINE公式アカウントで予約を受ける3つの方法
  • 予約を「ありがとう」につなげる、ちょっとしたコツ

予約があると「作る量」が決まる

予約販売のいちばんのよさは、前もって作る量がわかることです。必要な分だけ仕込めば、材料のむだが減り、売れ残りの心配も小さくなります。

理由:クレープの材料は「生もの」が多いから

生クリームやフルーツは、日持ちしません。お客様が少ない日に多く仕込んでしまうと、そのまま廃棄になってしまいます。

捨てるたびに、お金と気持ちが少しずつ削られていく――小さなお店ほど、これがこたえます。

具体例:予約があるとき・ないとき

予約なし予約あり
仕込みの量「たぶんこれくらい」で多めに予約の数+少しの余裕
売れ残り天気や行事で大きく変わる少なくなりやすい
当日の気持ち「来てくれるかな…」「待っている人がいる」

LINE公式アカウントが小さなお店に向いている理由

  • 多くの人がふだん使っている:新しいアプリを入れてもらわなくていい
  • 無料のプランから始められる:メッセージの数などに上限があるので、最新の料金プランは公式サイトで確認を
  • 1対1でやりとりできる:予約の確認や、ちょっとした質問にも答えやすい
  • お知らせが届く:営業日や新しいメニューを、友だちに直接お知らせできる

▶ わたしの場合

公式ラインで予約やお知らせをすることで、よりコアなお客様とつながり、リピートに繋がっています。美味しかったと直接メッセージを頂けたり、繋がりを大切にできる導線が大切だと感じています。

予約を受ける3つの方法

  1. トークで受ける(いちばんかんたん)
    「お名前・受け取り日時・メニュー・個数」を送ってもらう形です。最初はこれで十分。予約の多い日は、メモや表にまとめて管理します。
  2. キーワードで予約フォームを送る
    「予約」と送ってもらうと、自動で予約フォームのリンクが届くように設定します。聞きもれが減ります。
  3. リッチメニューに「予約」ボタンを置く
    トーク画面の下に、いつでも押せるボタンを置いておく方法です。迷わず予約してもらえます。

※LINE公式アカウントの機能や画面は、変わることがあります。設定するときは、公式のヘルプで最新の手順を確認してください。

予約を「ありがとう」につなげるコツ

予約は、廃棄を減らすだけのしくみではありません。お客様とつながる、大切な入り口でもあります。

  • 予約を受けたら、ひとこと添えて返信:「ご予約ありがとうございます。お待ちしています」
  • 受け取りの前日にリマインド:うっかり忘れを防げます
  • 受け取りのあとに、お礼のメッセージ:「また来たい」につながります
  • 予約の人だけの楽しみをつくる:先行予約の季節メニューなど

SNSでの発信とLINEを組み合わせると、もっと流れが作りやすくなります。投稿を続けるコツは、Instagramが毎日続かない人へで紹介しています。

予約を始める前の、よくある心配

「小さなお店に、予約なんて入るのかな…」
最初から全部を予約にする必要はありません。「予約の人は待たずに受け取れます」くらいの小さな一歩から始めれば大丈夫です。

「うっかり予約を重ねてしまいそう」
予約の数が少ないうちは、受けたらすぐに1か所(ノートや表)に書くルールを決めておけば大丈夫です。「1日〇個まで」「受け取りは〇時〜〇時」と、受けられる数を先に決めておくのも安心です。

「当日キャンセルがあったら?」
キャンセルのルール(「前日の〇時までにご連絡ください」など)を、予約を受けるときに伝えておきましょう。ルールが先にわかっていると、お客様も安心して予約できます。

よくある質問

予約だけのお店にしてもいいですか?

自宅で営業する場合など、予約制にすることで、人の出入りや仕込みの量を調整しやすくなります。営業の形は、許可の条件や地域の状況もふくめて考えるとよいと思います。

友だちを増やすには、どうしたらいいですか?

お店のレジ横やショップカードにQRコードを置く、SNSのプロフィールにリンクを入れる、などが基本です。「友だち登録で〇〇」という特典を用意するお店もあります。

代金は先にもらったほうがいいですか?

お店の考え方しだいです。ホールケーキのような特別な注文は先払い、ふだんのクレープは当日払い、のように分けるお店もあります。

まとめ|予約は、お店とお客様の両方を守るしくみ

LINEでの予約販売は、廃棄を減らし、仕込みの不安を小さくし、お客様とのつながりを育てるしくみです。最初はトークで受けるだけでも十分。

できるところから、少しずつ整えていきましょう。

パティシエール監修のPari Paris Crepeでは、LINEやSNSを使ったお客様とのつながり方まで、開業後も一緒に考えます。「うちのやり方でもできる?」

という段階から、LINEでお気軽にお問い合わせください。

平野めぐみ(Megumi)

この記事を書いた人

平野めぐみ(Megumi)|Pari Paris Crepe 代表・パティシエール
カナダのホテル調理専門学校を卒業後、パリのショコラティエで修業、イタリアの5つ星ホテルの厨房を経て、パティスリーを開業。現在はモンブラン専門店・クレープ店を営みながら「小さな商い設計室」として小さなお店の開業を支援をしています。

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