Instagramが毎日続かない人へ|まとめて仕込む30日投稿

SNS | 小さなお店の集客

「インスタは毎日投稿したほうがいい」と聞いて、がんばってみたけれど、3日で止まってしまった――そんな経験はありませんか。安心してください。続かないのは、あなたの気合いが足りないからではありません。続く「仕組み」がないだけです。この記事では、小さなお店が無理なく発信を続けるための「まとめて仕込む」方法をお伝えします。

▶ この記事を読むとわかること

  • インスタの毎日投稿が続かない本当の理由
  • 30日分の投稿を、まとめて仕込む手順
  • 「見て終わり」にならない投稿のつくり方

続かないのは、毎日「その場で」考えているから

投稿が止まる原因のほとんどは、毎日、その日に「何を投稿しよう」と考えていることです。仕込み、接客、家のこと。お店をしながら、毎日ネタを考えて、写真を撮って、文章を書くのは、本当に大変です。

理由:忙しい日ほど、発信は後回しになるから

発信は、やらなくても今日すぐには困りません。だから、忙しい日にはまっ先に後回しになります。1日休むと、次の日はもっと腰が重くなる。これ、私もあるから人のこと言えないけどね^^;

30日分を「まとめて仕込む」4ステップ

  1. テーマを決める(30分)
    「商品」「つくっているところ」「お店の人」「お客様の声」「季節のお知らせ」など、5つくらいの箱を決めます。
  2. ネタを30個書き出す(30分)
    5つの箱に6個ずつ入れれば30個。完璧なネタでなくて大丈夫です。
  3. 写真・動画をまとめて撮る(1〜2時間)
    仕込みの日や、光のきれいな時間にまとめて撮ります。
  4. 文章を書いて、予約投稿する(2時間)
    Instagramは、プロアカウントなら予約投稿ができます。リールやストーリーズも、Meta Business Suiteを使えば予約できます。

※予約投稿の機能や条件は変わることがあります。最新の使い方はInstagramのヘルプをご確認ください。

具体例:クレープ屋さんの1週間

曜日テーマ投稿の例
月つくっているところ生地を焼く音と、焼き色がつく瞬間
火商品定番メニューと、その味が生まれた理由
水お店の人店主が大切にしていること
木お客様の声いただいた感想(ご本人の許可をとって)
金お知らせ週末の営業日と、予約の方法

「見て終わり」にならない投稿のコツ

投稿を続けられるようになったら、次は見た人が「だれかに話したくなる」投稿を意識してみましょう。

理由:人は、自分の意見が言えたときに話したくなるから

正しい情報を全部ていねいに説明すると、見た人は「なるほど」で終わってしまいます。でも、ちょっと考えたくなる問いかけがあると、「私はこっち派!」とコメントしたり、友だちに送ったりしたくなるんです。

具体例:問いかけで終わる投稿

答えを全部言う投稿

「パリパリのクレープ生地は、フランス産の小麦をブレンドして焼いています。ぜひ食べに来てください」

考えたくなる投稿

「クレープって、しっとり派?パリパリ派?……うちは、家族に『パリパリにして』と言われ続けて、こうなりました」

インスタとLINEをつなぐと、常連さんが育つ

インスタは「知ってもらう」場所、LINEは「また来てもらう」場所です。この2つをつなぐと、発信がちゃんと売上に結びつきます。

  • インスタのプロフィールに、LINEのリンクを置く
  • LINEでは、予約の受付や、常連さん向けのお知らせを送る
  • 予約販売にすると、作る数を決めてから焼けるので、ロスが減る

▶ わたしの場合

公式ラインで予約やお知らせをすることでよりコアなお客様とつながりリピートに繋がっています。美味しかったと直接メッセージを頂けたり、繋がりを大切にできる導線が大切だと感じています。

開業前からの集客の準備は、未経験からクレープ屋を開業するには?でも紹介しています。

「続けられるかな…」と思ったら

「30日分まとめてなんて、かえって大変そう…」
最初の1回は、少し時間がかかります。でも、考える作業と、投稿する作業を分けるだけで、毎日の負担はぐっと小さくなります。料理の仕込みと同じです。

「売りこみっぽい投稿は、したくない」
それで大丈夫です。問いかけは、あおることとはちがいます。本当のことを、少しだけ余白を残して伝える。それだけで、見る人の反応は変わります。

よくある質問

毎日投稿しないと、フォロワーは増えませんか?

回数より、続けることのほうが大切です。週に3回でも、止まらずに続いているアカウントのほうが、見る人に「ちゃんと営業しているお店」という安心を与えられます。

顔を出さないとダメですか?

出さなくても大丈夫です。手元や、焼いている音、商品の写真だけでも、お店の空気は伝わります。出せる範囲で、続けられる形を選んでください。

ネタが思いつかないときは、どうしたらいいですか?

お客様からよく聞かれる質問を、そのまま投稿にするのがおすすめです。「何時まで営業ですか?」「予約はできますか?」――ひとりが気になっていることは、ほかの人も気になっています。

まとめ|発信は「気合い」より「仕組み」

インスタが続かないのは、あなたのせいではありません。毎日その場で考えるのをやめて、月に一度、30日分をまとめて仕込む。それだけで、忙しい日でも発信は止まらなくなります。そして、答えを全部言わずに問いかけで終えると、見た人が話したくなる投稿に変わっていきます。

パティシエール監修のPari Paris Crepeでは、30日分の投稿づくりの型や、毎週の朝活ミーティングで、発信を続ける仕組みを一緒につくります。「発信が苦手で…」という方も、LINEでお気軽にお問い合わせください。

平野めぐみ(Megumi)

この記事を書いた人

平野めぐみ(Megumi)|Pari Paris Crepe 代表・パティシエール
カナダのホテル調理専門学校を卒業後、パリのショコラティエで修業、イタリアの5つ星ホテルの厨房を経て、パティスリーを開業。現在はモンブラン専門店・クレープ店を営みながら「小さな商い設計室」として小さなお店の開業を支援をしています。

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