クレープのフランチャイズの選び方|加盟前の確認7つ

FRANCHISE | FCの選び方

「フランチャイズって、だまされたりしない?」「加盟したあとで、話がちがったらどうしよう」――FCを考えるとき、こんな不安がよぎるのは自然なことです。大切なお金と時間をかけるのですから、慎重になって当然です。この記事では、クレープのフランチャイズを選ぶときに、加盟前に確認しておきたい7つのことをまとめました。

▶ この記事を読むとわかること

  • フランチャイズで「話がちがう」が起きる理由
  • 加盟前に確認したい7つのポイント
  • 説明会や相談で、遠慮せずに聞いていいこと

「話がちがう」は、確認不足から生まれる

フランチャイズのトラブルの多くは、加盟する前に聞いておけばわかったことから起きています。逆に言えば、確認する項目を知っていれば、不安の多くは減らせます。

理由:契約書は、あとから読むと「書いてあった」になるから

加盟したあとで「そんなはずじゃなかった」と思っても、契約書に書いてあれば、それが約束になります。だからこそ、わからないところは、わかるまで聞く。これは失礼なことではなく、お互いのためにとても大切なことです。

国(中小企業庁)も、フランチャイズに加盟するときは「契約に際し不明な点については、十分に理解できるまで本部に確認を」と呼びかけています。

とは言っても…「しつこく聞いたら嫌がられそう」

大丈夫です。たくさん質問してくれる人ほど、本気で考えている人です。質問にていねいに答えてくれるかどうかも、本部を選ぶ大事なものさしになります。

加盟前に確認したい7つのこと

確認すること聞き方の例
1. 最初にかかるお金「加盟金のほかに、設備・工事・研修・材料で、合計いくらかかりますか?」
2. 毎月かかるお金「ロイヤリティは何%で、売上が少ない月はどうなりますか?ほかに毎月の費用はありますか?」
3. 材料の仕入れ「本部から買う必要がある材料はどれですか?自分で選べるものは?」
4. 研修とサポート「研修は何日で、どこまで教えてもらえますか?開業後の相談はどんな形ですか?」
5. 自由に決められること「屋号・メニュー・営業日は、どこまで自分で決められますか?」
6. 契約期間とやめるとき「契約は何年ですか?途中でやめるときの費用や、やめたあとの決まりは?」
7. 収支の根拠「収支の例は、どんな前提(販売数・価格・営業日)で計算していますか?」

※加盟金などのお金を受け取るフランチャイズの多くは、法律(中小小売商業振興法)で、契約前に事業の内容や契約の大事な項目を書面で渡して説明することが決められています。書面をもらって、じっくり読みましょう。

とくに大事な「お金」と「やめるとき」

お金:「合計」と「毎月」で見る

加盟金の金額だけで比べると、判断をまちがえやすくなります。設備や工事まで入れた「合計」と、ロイヤリティや材料費をふくめた「毎月」の2つで見てください。

クレープ屋の開業資金の目安はクレープ屋の開業資金はいくら?にまとめています。

やめるとき:最初に聞いておくのが安心

始める前から「やめるとき」の話をするのは、気が引けるかもしれません。でも、途中でやめるときの費用や、やめたあとに同じ商売をしてよいかは、あとから変えられない大事な約束です。ここを笑顔で説明してくれる本部は、信頼できます。

とは言っても…「契約書がむずかしくて読めない」

契約書は、むずかしい言葉が多いですよね。心配なときは、フランチャイズにくわしい弁護士などの専門家に見てもらうのも一つの方法です。大きな買い物の前に、プロの目を借りるのは、ちっとも大げさではありません。

クレープのFCならではのチェックポイント

クレープは、生地と焼き方で味が大きく変わる食べ物です。だからこそ、クレープならではの確認ポイントもあります。

  • 生地の味が、ほかとちがうか:クレープはお店が多いぶん、「ここのが食べたい」と思ってもらえるかが大切
  • 試食させてもらえるか:説明だけでなく、実際に食べて、自分が売りたい味か確かめる
  • 開業の形を選べるか:自宅・店舗など、あなたの暮らしに合う形で始められるか
  • 集客まで教えてもらえるか:焼き方だけでなく、SNSや予約の仕組みまで

もうけのしくみを知っておくと、本部の説明も聞きやすくなります。クレープ屋って儲かるの?もあわせて読んでみてください。

自分に合う本部を選ぶ、3つの質問

7つの確認ができたら、最後は「この人たちと一緒にやりたいか」です。自分にこう聞いてみてください。

  1. この味を、自信をもって人にすすめられる?
    自分が好きになれない商品は、売り続けるのがつらくなります。
  2. 困ったとき、この人に相談したいと思える?
    開業後は、うまくいかない日もあります。そのときの相手です。
  3. 無理にすすめられていない?
    「今だけ」「急いで」と決断をせかされたら、いったん立ち止まりましょう。

よくある質問

FCと独立開業、どちらがいいですか?

どちらにもよさがあります。独立は自由が大きいぶん、商品・集客・仕組みをすべて自分でつくります。FCは決まりがあるぶん、売れる商品や型を借りて早く始められます。「何を自分でやりたくて、何を借りたいか」で考えるのがおすすめです。

説明を聞いたら、加盟しないといけませんか?

そんなことはありません。話を聞いて「合わない」と思ったら、それも大切な答えです。比べて、納得してから決めてください。

ロイヤリティは、売上が少ない月も払うのですか?

本部によって決まりがちがいます。売上に対する%なのか、毎月決まった金額なのかで、売上が少ない月の負担が大きく変わります。加盟前に、かならず確認しておきましょう。

まとめ|納得するまで聞くのが、いちばんの安心

フランチャイズ選びで後悔しないためには、お金・仕入れ・研修・自由度・やめるとき・収支の根拠を、加盟前に確認すること。そして、質問にていねいに答えてくれるか、この人たちと一緒にやりたいかを、自分の気持ちで確かめることです。

パティシエール監修のPari Paris Crepeでは、お金のことも、やめるときのことも、ご質問にひとつずつお答えします。無理な勧誘は一切しません。「まずは話だけ聞いてみたい」という方も、LINEでお気軽にお問い合わせください。

平野めぐみ(Megumi)

この記事を書いた人

平野めぐみ(Megumi)|Pari Paris Crepe 代表・パティシエール
カナダのホテル調理専門学校を卒業後、パリのショコラティエで修業、イタリアの5つ星ホテルの厨房を経て、パティスリーを開業。現在はモンブラン専門店・クレープ店を営みながら「小さな商い設計室」として小さなお店の開業を支援をしています。

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