無料で雑誌に載る方法|小さなお店のプレスリリース入門

無料で雑誌に載る方法|小さなお店のプレスリリース入門

MARKETING | メディア掲載

「雑誌に載るなんて、有名なお店だけの話」――そう思っていませんか? 実は、雑誌や地域の情報誌、新聞の地域面は、いつも「読者がよろこぶ新しい話題」を探しています。広告枠を買わなくても、話題として取り上げてもらえることがあるのです。この記事では、小さなお店が無料で雑誌に載るための、プレスリリースの考え方と送り方をお伝えします。

▶ この記事を読むとわかること

  • 広告と「記事として載ること」のちがい
  • メディアが取り上げたくなる話題の見つけ方
  • プレスリリースの書き方と、送り方の手順

広告と「記事」は、ここがちがう

広告記事(取材・紹介)
お金広告枠の料金がかかる基本的にかからない
載るかどうかお金を払えば載る編集部が決める
読む人の受け止め方「宣伝だな」と思われやすい「紹介されているお店」として信頼されやすい

記事として載るのは、お金がかからないうえに、信頼にもつながるのが大きなよさです。そのかわり、載るかどうかは編集部しだい。

だからこそ、「取り上げたい」と思ってもらえる話題を届けることが大切です。

メディアが取り上げたくなる話題とは

編集部は、読者がよろこぶ話題を探しています。次の3つがそろうと、取り上げてもらいやすくなります。

  • 新しさ:新しくお店を開く、新メニューや季節限定の商品、はじめてのイベント
  • 地域とのつながり:地元の素材、地域の人とのコラボ、地域の課題に向き合う取り組み
  • 人の物語:お店を始めた理由、作り手の経歴や思い

小さなお店は、大きなお店よりも「人の物語」が伝わりやすいのが強みです。なぜこのお店を始めたのか。その思いは、立派なニュースになります。

プレスリリースは「A4で1枚」

プレスリリースとは、メディアに向けて「こんな話題があります」と知らせる資料です。むずかしく考えず、A4で1枚にまとめましょう。

  1. タイトル
    ひと目で何の話かわかる一文。「〇〇市に、〇〇のクレープ店がオープン」など。
  2. いつ・どこで・何を
    日付、場所、内容を、最初の数行でわかるように。
  3. お店を始めた思い
    なぜこのお店なのか。短く、自分の言葉で。
  4. 写真を2〜3枚
    商品、お店、作り手。明るく、きれいな写真を。
  5. 連絡先
    担当者の名前、電話、メール。取材の問い合わせを受けやすく。

送り先と、送るタイミング

  • 送り先を決める:地域のタウン誌、新聞の地域面、地元のWebメディアなど。お客様になってほしい人が読んでいるものを選びます
  • 窓口を探す:媒体のホームページに「情報提供」「プレスリリース受付」「お問い合わせ」の窓口があることが多いです
  • 早めに送る:月刊誌などは、発売の何か月も前に内容が決まることがあります。季節の話題は、早めに届けましょう
  • 載ったら、お礼と発信を:掲載のお礼を伝え、SNSやお店で紹介すると、信頼がさらに広がります

※掲載するかどうかは、媒体の編集部が決めます。送れば必ず載るものではありません。

▶ わたしの場合

プレスリリースを初めて知ったのが、2007年。その流れで雑誌「大人の週末」さんの
プレゼントコーナーにチーズケーキのご契約をいただき、毎月当選者様に
お店の自慢のチーズケーキを配送することになりました。
意外なご縁をいただいたのがとてもうれしかったです。

「うちなんかが…」と遠慮してしまう人へ

「小さなお店の話なんて、ニュースにならないのでは?」
地域の情報誌ほど、地元の小さなお店の話題を待っています。大きなお店にはない「人の物語」こそ、小さなお店の強みです。

「送っても、返事がなかったら落ちこみそう」
返事がないのは、よくあることです。話題を変えて、季節ごとに送り続けているうちに、声がかかることもあります。1回で終わりにしないのがコツです。

よくある質問

有料の配信サービスを使わないとだめですか?

使わなくても大丈夫です。地域の媒体なら、編集部の窓口に直接送る方法があります。有料の配信サービスは、広く届けたいときの選択肢のひとつです。

取材の電話がきたら、何を準備すればいいですか?

お店を始めた理由、商品のこだわり、営業日と場所、写真。この4つを話せるようにしておけば安心です。

掲載料を求められたら?

取材や紹介のかたちでも、広告として料金がかかる場合があります。最初に「掲載に費用はかかりますか?」と確認しておきましょう。

まとめ|小さなお店の物語は、立派なニュース

雑誌や情報誌に載るのは、有名なお店だけではありません。新しさ・地域とのつながり・人の物語をA4で1枚にまとめ、届けたい媒体に送る。

小さなお店だからこそ伝わる話題があります。

小さな商い設計室・Pari Paris Crepeでは、プレスリリースづくりも一緒に考えます。「うちの話題でも大丈夫?」

という段階から、LINEでお気軽にお問い合わせください。

平野めぐみ(Megumi)

この記事を書いた人

平野めぐみ(Megumi)|Pari Paris Crepe 代表・パティシエール
カナダのホテル調理専門学校を卒業後、パリのショコラティエで修業、イタリアの5つ星ホテルの厨房を経て、パティスリーを開業。現在はモンブラン専門店・クレープ店を営みながら「小さな商い設計室」として小さなお店の開業を支援をしています。

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