パートと自宅開業、子どもとの時間はどう変わる?

パートと自宅開業、子どもとの時間はどう変わる?

WORK STYLE | 子育てと働き方

「もっと子どものそばにいたい」「でも、働かないと暮らしていけない」――子育て中の働き方は、いつもこの2つの間で揺れますよね。パートで働くか、家でお店を開くか。どちらが正解ということはありません。この記事では、パートと自宅開業で、子どもとの時間や暮らしがどう変わるのかを、私自身の気持ちもまじえてお話しします。

▶ この記事を読むとわかること

  • パートと自宅開業、それぞれのよさと大変さ
  • 自宅開業で変わる「子どもとの時間」のこと
  • 迷っている人が、決める前に考えておきたいこと

私が自宅開業を選んだ理由は、ひとつだけ

▶ わたしの場合

パートで働いていたころ、いちばん思っていたことは、とにかく、家にいる時間を増やしたかった=子供の成長を見守りたかった。

理由は、本当にこれだけでした。お金のことも、将来のことも、もちろん考えました。でも、気持ちのいちばん真ん中にあったのは「子どものそばにいたい」という思いです。

パートと自宅開業、くらべてみると

パート自宅開業
収入働いた時間の分、毎月決まって入る売上しだいで変わる。最初は少ないことも
時間シフトで決まる。急な休みは取りにくいことも営業日・時間を自分で決められる
場所職場へ通う家で働ける。通勤がない
子どもとの時間勤務中はそばにいられない仕事中も、同じ家の中にいられる
大変なこと時間の自由が少ない準備・許可・集客・お金の管理を自分でやる

※働き方や暮らしによって、感じ方は人それぞれです。

パートには「毎月決まって入る安心」があります。自宅開業には「時間と場所を自分で決められる自由」があります。どちらにも、よさと大変さがあります。

自宅開業で変わったのは「目の前にいられる」こと

▶ わたしの場合

自宅開業にして変わったのは、目の前にいてあげられる安心感。ただそばにいるだけ。それがとても大切だと実感しています。

子どもも、同じだと言っています。

何か特別なことをしてあげられるわけではありません。仕事をしていることに変わりはないし、忙しい日もあります。

それでも、同じ家の中にいる、顔が見える、声が届く。それだけで、親も子どもも安心できるのだと感じています。

自宅開業を考えるときに、先に決めておきたいこと

「子どものそばで働きたい」という気持ちを大切にするためにも、始める前に次のことを考えておくと安心です。

  1. 営業する日と時間
    子どもの学校や園の時間に合わせて、無理のない営業日を決めます。
  2. 家族との約束
    「この時間はお店」「この時間は家族」と、家族と話しておきます。
  3. お金の見通し
    最初の数か月は売上が少ないことも。生活費をどう守るかを、先に考えておきます。
  4. 許可と作業スペース
    保健所に事前に相談して、必要な設備を確認します。
  5. ひとりで抱えこまない
    相談できる人や仲間を、早めに見つけておきます。

お金の不安が大きい方は、クレープ屋の開業資金はいくら?から読んでみてください。

迷っているあなたへ

▶ わたしの場合

子育ての時間は、思うよりあっという間。

いずれ離れていくと思うと、今この瞬間や、目の前の子どもの成長が、すでに名残惜しい。

パートを続けるのも、家でお店を開くのも、どちらも家族を思っての大切な選択です。正解はひとつではありません。

ただ、もし「もっとそばにいたい」という気持ちがあるなら、その気持ちを、なかったことにしなくていいと私は思っています。

まずは、話を聞いてみるだけでも大丈夫です。

一歩をためらっている気持ちに

「毎月の収入が決まっていないのは、やっぱり不安」
そう感じるのは、自然なことです。いきなりパートを辞めるのではなく、週末だけ・少しの数から試してみるという始め方もあります。小さく始めるコツは、脱サラでクレープ屋は無謀?や週末起業で始められるビジネス10選でも紹介しています。

「家が仕事場だと、オンとオフがあいまいにならない?」
自宅で飲食店を開く場合、営業許可のために住まいとは区切られた作業スペースが必要になるのが一般的です。仕事の場所が分かれていると、気持ちの切りかえもしやすくなります。くわしくは自宅でクレープ屋を開くには?をご覧ください。

よくある質問

パートを続けながら、自宅開業の準備はできますか?

できます。準備の期間は、パートの収入があるほうが安心です。許可や設備の準備を少しずつ進めて、週末だけの営業から始める人もいます。

小さい子どもがいても、家でお店はできますか?

営業日や時間を工夫すれば、できる形はあります。作業スペースは衛生のために住まいと区切る必要があるので、子どもが入らない工夫も大切です。

収入がパートより少なくなったら、どうしよう…

最初は、パートより少ない月もあるかもしれません。だからこそ、固定費を小さく始めることと、数字の見通しを先に立てておくことが大切です。

まとめ|「そばにいたい」も、立派な働き方の理由

パートには毎月の安心、自宅開業には時間と場所の自由があります。どちらを選んでも、大切なのは自分と家族が納得できること。

「子どものそばにいたい」という気持ちは、働き方を選ぶ立派な理由です。

パティシエール監修のPari Paris Crepeでは、自宅キッチンからの開業も、暮らしに合わせて一緒に考えます。「まだ決めていないけど、話を聞いてみたい」という方も、LINEでお気軽にお問い合わせください。

平野めぐみ(Megumi)

この記事を書いた人

平野めぐみ(Megumi)|Pari Paris Crepe 代表・パティシエール
カナダのホテル調理専門学校を卒業後、パリのショコラティエで修業、イタリアの5つ星ホテルの厨房を経て、パティスリーを開業。現在はモンブラン専門店・クレープ店を営みながら「小さな商い設計室」として小さなお店の開業を支援をしています。

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